2018.12.10
皆さんこんにちは。東京浜松町/大門にあるALFフランス語学校です。
ブログではフランスやフランス語に関する様々な情報をお伝えしていきます。
今日は「よろしく」の表現について取り上げてみます。
何かしてほしいことや、お願いごとをしたあとに、日本語だと「よろしくね!」と声をかけることが多いのですが、
フランス語では、よろしくに直結する言葉がないので、
Merci d'avance!(メルシィー ダヴァンス)
が一番近い表現に思います。
直訳すると「前もってありがとう!」。お願いごとをする際に、使ってみてください。
はじめての人にあって自己紹介をしたあとに、日本語だと「よろしくね!」と声をかけることが多いのですが、
この場合フランス語では、あまり言いません。Bonjourなどの挨拶と名前だけで済むこともあります。
代わりに・・・とすれば
Enchanté(e)(アンシャンテ)
が一番近い表現に思います。「はじめまして」というに訳されていることの多いこの表現ですが、
意味としては「とてもうれしい」「お目にかかれて光栄です」というニュアンスです。
例えば、「~さんにもよろしくお伝えください」ということもよくありますね。
この場合は、
Dites bonjour à ... de ma part. [ディツ ボンジューる ア ... ドゥ マ パーる](・・・さんによろしくお伝え下さい。)
という表現が使えます。「・・・さんにも私からのご挨拶お伝えください」というような感じです。
Donnez le bonjour à votre famille. [ドネ ル ボンジューる ア ヴォ―トる ファミーユ]
などということもあります。
御礼を伝えてほしいときにはbonjourのところにmerciをいれるとよいですね。
Cordialement.[コーディアルモン]
敬具、に近いかもしれませんが、直訳で「まごころを込めて。」
これも、よろしくお願いします。の代わりにといってもよいかと思います。
返信をよろしくお願いします。というような場合は
Je serais content(e) d'avoir votre réponse.[ジュ セレ コントン ダボワーる ヴォートる れポンス](返信を頂けましたら幸いです。)
Je vous remercie d'avance pour votre réponse.[ジュ ヴ りメるシ ダヴァンス ポる ヴォートる れポンス](お返事にあらかじめ感謝します。)
なども使えます。
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英語もそうですが、フランス語での「よろしく」は御礼のきもちや嬉しさを伝える
日本語のよろしくにはいろいろなニュアンスがこもり、そのニュアンスをお互いが理解することで成り立つ言葉ですが、
ふと、「この場合のよろしくはどんな意味合いで使っているのだろう?」と想いを馳せられることも外国語学習のおもしろさですね。
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いかがでしたでしょうか?
次回をお楽しみに!