2018.10.28
皆さんこんにちは。東京浜松町/大門にあるALFフランス語学校です。
ブログではフランスやフランス語に関する様々な情報をお伝えしていきます。
今日はまちがった理解で、相手に失礼なことをしてしまったり、コミュニケーションに誤解を生みがちなフランスのジェスチャーについて。
食べるは、指でくちばしのような形をつくり、口の前に何かを運ぶしぐさをします。何かをつかんで食べているような動作です。
日本のジェスチャーで「飲む」はグラスやジョッキを持つてで表すことがおおいですが、
フランスでは親指を立てて口の方に運ぶジェスチャーです。ボトルのイメージですね。
「飲みにいこうよ」というようなときにも使えるジェスチャーです。
指を組んだ状態で、親指のみ外しくるくる回します。
手持無沙汰なときにペンを回したりするのと同じ感覚かもしれませんね。
両手を上に向けて肩をすくめるジェスチャー。
これは日本人でもすでにおなじみですね。
親しい人のみの間で使うのは、鼻の下を膨らませるジェスチャーです。時々自然に講師たちがしているのをみかけます。かわいらしいですよね。
手のひらをしたに向けて数回表裏にひねるります
Ça va?ときかれて、 comme ci comme çaというときにも使えますね。
関西弁定番フレーズの「もうかりまっか」「ボチボチでんな」もこのジェスチャーでやるとなんだかおしゃれ?!、というのは余談ですね笑
人差し指を立てて、左右に振ります。 "Non,non."という感じしますよね。
×がいいえ、というのは日本的なので両手でバッテンを作るようなジェスチャーは伝わりません。
日本だと、受け手で親指と人差し指で丸を作って表したりしますが、(このジェスチャー、一部地域では失礼な意味のため、OKサインも含めて海外ではやらないほうがよいです)
フランスでは親指と人差し指を上に向けてすり合わせるジェスチャーをします。
これだけで「高い」というニュアンスを表すときもあります。
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日本人はあまりジェスチャーをしない、といわれたりもしますが、結構人それぞれですよね。
あまり、しない人は、ジェスチャーも移るもので、ネイティブとフランス語で会話をしていると、
言葉につられていつもより自然に身振り手振りをしている自分に驚いたり、その感じを楽しんだりしていることも多いです。
言葉を学ぶって、こういうことなんだなーと感じることすらあります。
自分の日本でのジェスチャーが派手な人は、意味が異なって伝わってしまうジェスチャー(あるいはまったく伝わらないジェスチャー)に注意してみてください。
とはいえ、あまり、心配しすぎるのも窮屈ですので誤解があっても、心を尽くして丁寧に日本での意味を説明して、お互いに理解し合えるとよいですね。
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いかがでしたでしょうか?
それでは次回をお楽しみに!