2018.08.04
©Kinase
皆さん、こんにちは。東京港区で身に着くフランス語のレッスンを展開しているALFフランス語学校です。
実は先日7月10日、ALFフランス語学校の母体である株式会社グラムスリーが、
フランスーパリのドラゴン通りーに新潟県産物品のアンテナショップKinasé(キナセ)を開設、オープンしました!
今日はちょっぴりこのお店の様子をご紹介させていただきます!
「キナセ」は新潟弁で「いらっしゃい」の意味で、新潟県産の厳選した食品や物品を取り扱う、国外でのアンテナショップです。
名前には「フランス人も、日本人も、だれでもみんないらっしゃい!」という気持ちが込められています。
出品する品物からブランディングに至るまで日本人とフランス人で構成されたチームがお互いの持ち味を出し合い作り上げているのも特徴です。
曲線美と、あたたかみが印象的な店内のインテリアデザインを手掛けてくださったのは、フランスの新進気鋭のデザイナー、エロイーズ・ボスレドンさん(下写真)。
同通りのフランスの有名シェフ、シリル・リニャックのショコラトリーのデザインも彼女が手がけています。
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例えば、天井に配置されたすだれは、流れる水をイメージしているそう。
そこには、新潟の風景や酒蔵からインスピレーションを受けた、"フランス人のイマジネーションに描かれる新潟の姿"が表現されています。
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店内には日本酒や、日本包丁・金物、食器...と、一点一点が目を引く商品が並びます。
日本酒は種類が豊富で1つひとつに説明も添えられています。
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近年、日本酒は一気にパリで認知度が増してきましたし、その他の日本製品も評判は高く、こだわりをもって選んでくださる方もいます。
いろいろな面で、日本文化に好意的な人がフランスに多いのも事実です。
とはいえ、まだまだ日本の文化が単なるイメージとしてしか知られていないこともあれば、
このような商品が、フランスに一般的に広がり普及しているわけではありません。
新潟のよいものがきちんと届き、パリの人たちの生活の一部として受け容れられていくようなお店になっていくのではないでしょうか。
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外見はフランスのセレクトショップのようですが、一歩入れば日本式の接客で迎えられ、
販売されている日本酒や食品、伝統工芸品の詳しい説明も訊くことができます。
中には、試食や試飲ができるものもあり、数席設けられたカフェスペースでは日本茶や日本酒、新潟産のこしひかりのおにぎり等その場で食べることもできます。
■キナセ(Kinasé)
・住所:28 rue dragon 75006 Paris France
・営業時間:10:30〜19:00
・休業日:日曜
パリにいかれる際にはよければぜひお立ち寄りください。
↓↓以下はフランスのブロガーによってYoutubeにアップされているオープン初日の映像です!
初日なので人が混雑していますが、お店の様子が伝わります。