2018.07.23
皆さんこんにちは。東京浜松町/大門にあるALFフランス語学校です。
ブログではフランスやフランス語に関する様々な情報をお伝えしていきます。
今日はフランス語の発音について。
フランス語は音が美しい、と言われると同時に、発音が難しい、とも言われますね。
特に日本人にとってはなじみのない音も多く、英語ともまた異なるのではじめは戸惑いもあるかと思います。
今日はこちらもフランス語らしい『鼻母音』の発音について取り上げてみましょう。
フランス語の鼻母音とは、鼻から抜ける母音で、綴り字は、母音字(a i u e o y) + m , n です。m が使われる時は次にくる子音字が p , b の場合で、それ以外は n になります。(nは口を閉じない発音なのでp,bの前では発音できないため)
フランス語の鼻母音は、次の4種類で日本人にも比較的発音しやすい上に、フランス語らしさもぐっと増すので是非マスターしたいところです^^
※webページ表記上発音記号の波線が文字の上に表記されませんが、"~"は前の母音の上に表記されるべきものです。
口の開き方は縦に大きく、舌は少し奥にひき、「アン」と鼻と口から同時に息を抜いて発音します。
"オ"の口の形で「アン」と発音する感じです。音としては「アン」より「オン」に近くなります。
単語でいうと"un"
日本語の「エ」よりも口を開き、唇を左右に平たく引いて「アン」と鼻と口から同時に息を抜いて発音します。
日本語の「オ」よりも口を前に突き出し狭く丸めて発音、舌は奥の方にひき、緊張性のある音で息を鼻と口同時にぬいて「オン」と発音します。
"ア"の口の形で「オン」と発音するイメージです。
ただ、現在使われているフランス語では、[ɛ̃]と[œ̃]の区別はせず、もっぱら[ɛ̃]を使うフランス人が多いです。
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ちなみに、un bon vin blanc (一杯の美味しい白ワイン)という表現はこの4つの鼻母音をすべて含みます。
こちらのページの"un bon vin blanc"をクリックしてきいてみてください。
どの順にあらわれているかわかりますか??
...
正解は④③②①、です!
いかがでしたでしょうか?
それでは次回をお楽しみに!